幼稚園のペダゴジー 



私が体調を崩したある日。
娘たちのお迎えを旦那さんに頼んだところ、
次女の担任の先生から
「今日からクラスの子がお宅にお邪魔しますが、
みなさんにもお願いしているのでご心配なく」
と声をかけられた旦那様。
びっくりしすぎて質問もできずに
了解しましたと承諾したようで、
大きなスポーツバックと娘たちを連れて帰って来た。
何事!?と思いきや、
お人形のベビーのRoseちゃん。
学校でみんなが大事にしている子らしく、
バックに一緒に入っていたノートには
子供達が家で一緒に過ごした
ローズちゃんとの日々の写真がいっぱい。
まあ、可愛い❤️と眺めていると
次女からメッセージ。
「ママ、2ページお写真と
一緒に遊んだことを書かなきゃいけないの」
とのこと.....


熱で朦朧となりながらも
写真を撮ってノートに貼っていくと、
長女がコメントを書いてくれるという
なんとも母と次女想いの姉である✨
しかし、 気がつけば.....
長女がローズをしっかり面倒見はじめ、
だんだんと腑に落ちなくなって来た妹に
「私のローズ!」と怒られた。
時々遊びに来る人は、
お人形さんであっても
かなりの歓迎をする娘たち。
生まれたての赤ちゃんぐらいの大きさの
人形を連れて歩くだけで、
周りの大人たちも色々と話しかけてくれる。


このローズちゃん教育の目的は、
学校のお人形が家にいることで
学校で体験したことを家で話したり、
家ではどんなことが好きで
何をして過ごしたかなど、
ローズちゃんを通し
出来事を発表したり話したりする
大事なコミニュケーションツールだったのである。
ベビーちゃんを学校に戻した日、
娘はちゃんとみんなの前で発表ができたようで
子供達もローズを囲んでるんるんしてる♪
先生に私から、
「主人は本物のクラスメートが来ると思って
緊張したみたいですよ」と言うと、
「まさか!!!」と先生は大笑い。
いつも子供達のことを考えている
素晴らしい先生のペダゴジーで、
ホワホワした時間とともに
なる程...な時間を過ごせました。
感謝です。













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